CryptoZombiesを活用しよう
ゲームを作りながら
CryptoZombiesはSolidityを勉強する際におすすめのオンラインレッスンです。ゲームを作りながらSolidityを勉強できます。文法などの基本的な部分だけでなく、より詳細かつテクニカルな内容まで勉強可能なため、初心者から経験者まで幅広く活用できる点がメリットです。様々な言語に対応しており、もちろん日本語もカバーしています。すでに数十万人以上が利用しており、多くのエンジニアがCryptoZombiesを通じてSolidityを習得しています。
ボリュームと所要時間
CryptoZombiesでは、ゾンビゲームを作りながらSolidityの勉強を進めていきます。1つのレッスンにつき、約15チャプターで、1チャプターあたりの所要時間は5~10分程度です。そのため、仕事をしながらでも空いた時間を活用して勉強できます。
レッスンの内容
まずは、コントラクトの作成から変数・関数の定義方法、型についての説明を受けます。構造体や配列などの初歩的な部分についても説明してくれるので、初心者でも安心です。その後は、private、public修飾詞、web3jsなどの解説に進みます。
次のレッスンでは、文法を勉強します。ここからは、他の言語では聞かない単語が増えてくるため、より集中して取り組む必要があります。この言語において非常に重要なstorageとmemoryについての説明もあるため、知識の取りこぼしがないように注意しましょう。なお、変数にstorageを付与して定義すれば、その値をブロックチェーン上に保存可能です。他の言語でも一般的なpublicやprivateだけでなく、アクセス範囲を制限する修飾子についての説明もあります。
そして次は、コントラクトのオーナシップやガスコスト、コードの最適化、セキュリティなどの解説に進みます。デプロイされたスマートコントラクトは変更できないので、セキュリティについては特に注意が必要です。ここでは、OpenZeppelinというライブラリの使い方も解説してくれます。時間の扱い方やガスコストの節約方法など、Ethereumの課題点についての説明もあるので、必ず聞いておきましょう。
その後は、payable修飾子の説明、送金方法、ランダムな数字の生成方法などの解説に進みます。payable修飾子は関数にEtherを送る特殊な修飾子なので、きちんと理解できるまで勉強しましょう。そこから、modifierを使ったリファクタリングや、ゲーム内容の実装に進んでいきます。
以上が、レッスンの流れです。紹介したレッスンの内容はあくまで一部なので、興味のある人は実際に触ってみましょう。以下からアクセスできます。
まとめ
CryptoZombiesは、バンコクのLoom Networkという会社が運営しています。初心者から経験者まで幅広く対応しているので、どのように勉強すればいいか迷っている人はぜひ活用してください。一部の内容を抜粋して紹介しましたが、これ以外にもSolidityに関する様々なことを勉強できます。